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サイトリニューアルで考慮すべきポイントと注意点

投稿日 2021.11.4 / 更新日 2022.01.17

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  • 2021.11.4

サイトリニューアルで考慮すべきポイントと注意点

大抵のサイト制作は新規で受けることが多い中、たまにリニューアルの依頼が来ます。全く作り直しなのか部分的に手を加えるのかパターンは様々ですが、いちから作り直すとしてやはり何のためにリニューアルするのかがポイントになります。

ブランドを主張したいのか、見込み客を開拓したいのか、企業によって小規模オーナー様によって求めるところ各々です。

とはいえ、結局のところサイトとして運用するのなら、最終的に売り上げにつながらなければなりません。しかしながらサイトをリニューアルするだけでは効果がフルには発揮できません。

では、いかにして訴求力を高めて売上に貢献するか。

兎にも角にも、

①営業活動の機能を備えた新規見込み客を開拓するためのサイト制作

②デジタルとアナログの広告媒体を使っての情報公開

③ソーシャルメディアを活用しての情報拡散

④動画(youTube)を使った製品のアピール

⑤インフルエンサーマーケティングの活用

といったところが、改善するときには配慮して予算などあれば対応するべきことでしょう(もちろん新規でも一緒です)。結局webサイトは何かしら主張するためのツールなのですから。

①営業活動の機能を備えた新規見込み客を開拓するためのサイト制作

重要なことはトップページに何を表示するのか。訪問者は下層ページや投稿ページから訪問することもありますが、トップページでどのように分かりやすく好奇心を持ってサイトの中を見てもらえるかです。

ブランドを主張したいならインパクトあるデザインやメッセージによって訪問者に影響を与える。購買行動を促したいなら、すぐに次のアクションをとってもらえそうな機能をトップページに追加する。

別に今回主張するような内容ではないし、既にそのようなサイト作りはいくらでも何千何万とありますが、サイト作りでの入り口を間違うと求められることとは違う結果を出してしまう可能性があるということです。

②デジタルとアナログの広告媒体を使っての情報公開

商品のプロモーションはもはやWebサイトやSNSなどで周知されることがほとんど。広告費に制限があるとテレビ・ラジオでの広告は費用がかさみます。スピードを求めるならデジタルでWEB・ソーシャルメディアの利用となりますが、少なからず新聞や雑誌・チラシ・DMなどのアナログ媒体もいまだに活用されています。

顧客・ユーザーの各メディアの接触時間を考えてみましょう。おのずと答えは出そうなものですね。

広告を出すということ色々戦略はありますが、どの顧客にどの広告をどのように出すかということ。顧客の各メディアの接触率や接触時間を考えて、適切な広告を適切な媒体で出すことが重要です。

アナログの広告媒体も同様に活用すれば、デジタルでは届かない顧客に対しても届く可能性はあるので、印刷物の活用方法も見直してみても良いと思います。

③ソーシャルメディアを活用しての情報拡散

②につながりますが、ユーザーの各メディアの接触時間・割合を考慮すると携帯やタブレット端末が多くを占めています。となれば利用しなともったいないですね。いまや商品のアピールはマスプロモーションではなく1対1によるプロモーションが行われています。

①②に連携して関係性のあるプロモーションを行うとより効果を発揮します。大事なことは長期的な計画を持って行うこと。場当たり的にやってしまうと、情報の関係性が薄れ閲覧者の興味がなくなる可能性があるので注意が必要です。また定期的な情報公開も行わないと、活動していないのではと思われてしまうことがあります。

④動画(youTube)を使った製品のアピール

③と言わんとすることは同じです。加えて言うなら、動画を制作するためのスキルもしくは委託できる業者が身近にいるかどうか。あれもこれも手を出すとあとで収拾がつかなくなることもあるので無理して行わないこと。するなら計画性を持ってコスト・制作時間なども考慮しないといけません。

⑤インフルエンサーマーケティングの活用

各メディアで活動してるインフルエンサー。そういった方々に依頼してプロモーション活動することもできます。よくYouTubeでも「プロモーション含む」といった表示がされる中、商品紹介等しているYouTuberなどいらっしゃいますよね。ブロガーにも依頼できます。そのようなインフルエンサーマーケティングという方法。

これもどのインフルエンサーにどの情報・製品を紹介するか重要ですね。各ソーシャルメディアが存在しますが、やはりYouTube・instagram・Twitterなどが影響力ありそうです。あとはアメブロとか。そのインフルエンサーがどの世界でどのように影響力あるか見極めが大事です。

と、色々とお伝えしました。今に至りネット需要が高まるとともに、この市場も大きく成長してきています。そして、そのぶん不正行為も増えてきているのが事実。

「アドフラウド」という言葉をご存知でしょうか。不正な手段で広告効果を水増しするという手口の詐欺です。ウェブサイトやウェブマーケティングがよく分からないからと言って何でもかんでも外部委託していると、このような詐欺に遭う可能性があるので、ここは理解しておいたほうが良いですよ。

今日、デジタル広告詐欺という被害に遭っている企業が増加傾向にあります。語り始めるとキリがないので今回は割愛しますが、興味ある方はお調べください。

またアドフラウドに関しては別の機会で、違う角度でお伝えしようと思います。